
いよいよオープン間近となった、なりわい賃貸住宅「meedo(みいど)」。 植栽が入り、じゃぶじゃぶ池の姿も見え出したmeedoで、入居が決まったみなさんにいち早くお話を伺いました!
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後悔したくない、飲食業がやりたい!
まずお話を伺ったのは、インド風カレーのお店「マサラ・マサラ深大寺(仮)」を開く予定の若林さん。
――長らく勤務した会社を退職し、meedoでお店をひらこうと考えたのは、どんな思いからでしょうか。
若林さん:学生時代に複数の飲食店でアルバイトをし、飲食業の楽しさに出会いました。昨年、子どもたちの自立や家族の大病、自身が50歳になるなど、いろいろな節目が重なって。会社も27年勤め上げ、満足した思いだったので、「人生後悔しないように、やりたいことをやろう」と、かねてからやりたかったカレー店をひらく決心をしました。

若林さん:実際に探してみると、小規模店舗はなかなか見つからなくて。ようやくいいところを見つけてアタックしても、実績のあるライバルに取られてしまうこともしばしばでした。そんなとき妻から、自宅の近くに「meedo」ができることを聞いたんです。まさに求めていたものはこれだ!と、(なりわい賃貸住宅第1弾の)hoccoにも見学に行き、こんな雰囲気であればやっていけそうだと感じました。
meedoの周辺にはインドカレー店がなく、駅前でなくてもお客さんに来てもらえるのでは、というのもポイントでした。バスも停まりますし、人の流れはありますからね。
インドカレーは辛いイメージがあるかもしれませんが、たまねぎのまろやかさなどで辛みを押さえ、現代風にアレンジした味での提供を考えています。お子様が食べやすいカレーも用意する予定です。そのほかにも、ニーズがあればメニューで応えたいと思っています。まずはお昼にカレー、軌道に乗ってきたら夜の営業も検討したいですね。

若林さん:店内だけでなく、テラス席を用意したり、テイクアウトしたものを広場のベンチで食べてもらったりするのもいいですよね。
このあたりは人が集まれる場が少なくて、住人は多いけれど交流は少ないイメージがあります。まずは自分の店をおいしいものが食べられる店にすることが前提ですが、meedoが地域の憩いの場になるお手伝いをしたいとも考えています。meedoのチーム員として、入居者のみなさんと一緒にmeedoを盛り上げたいですね。

身近な場所に、新たな拠点を
次にお話を伺ったのは、文具店「Paper & Print」さんです。1970年設立、東京都で総合印刷を営む、株式会社研恒社の神崎さん。ペーパーレス化の進む中、印刷業にとどまらず、時代に合わせたさまざまな挑戦をしています。

――(商品を触らせていただきながら)紙の束がずれないし、しっかり止まりますね。出し入れも簡単!
神崎さん:あらゆる用紙を挟める新感覚バインダー「SlideNote(スライドノート)」は、研恒社を含む、5つの会社が協力して作り上げたもの。ワンタッチ操作で簡単に、好きな紙で自分だけのノートが作れます。
今まではスモールスタートとして、実家の一室で組み立て作業を行っていたのですが、自宅から近いところに専用のファクトリーが欲しくて。ちょうどいいところはないかと探していたところ、近所にmeedoができると知りました。上棟式にもhoccoにも行って、素敵だな、ここでやりたいという意欲が高まりました。

――研恒社は千代田区の印刷会社ですが、ご自宅は調布なんですね。
神崎さん:緑のある場所で子育てがしたくて、子どもが生まれたのを機に、調布に引っ越してきました。子どもたちは3人とも近所の小学校の出身です。このあたりは深大寺も近く、自然豊かでいいですよね。
スライドノートの開発のきっかけは、子どもたちの学校のノートなんです。使いきれず残ったノートが無駄になるのが忍びなくて、残ったページを再利用できたらなと。また、子どもたちのランドセルの重さも気になっていて、その日必要なページだけ持ち歩ければ負担が減るのではと考えました。市場を探してみても機能を十分に満たすものが見つからず、「無いなら作ろう!」とプロジェクトを始め、今に至ります。
――ファクトリーということですが、販売も行いますか?
神崎さん:スライドノートとその中に入れる用紙リフィルの販売も行います! 通常の店舗に並ばない、イベントやネットでないと購入できないような文房具も販売できたらと考えています。また、このファクトリーでしかできないサービスも検討しています。

神崎さん:スライドノートは、金属クリップにシリコンオイルを塗るなど、手入れを行うことで末永く使えます。メンテナンスサービスなどを通して、このファクトリーがスライドノートを使ってくれている方への感謝の場にもなればいいなと思っています。また、自分たちもお世話になったので、近所の小・中学校に何かしら恩返しができることもあればいいですね。たとえば、子どもが明日の分のノートが足りなくて困ったときに、「1枚どうぞ」なんてこともできるかもしれません。
今までの積み重ねがあったからこそできるチャレンジ
最後にお話を伺ったのは、「米玄(マイクロ)DELI&SHOP」の古川さん。meedoのすぐ近くで、10年以上「おむすび cafe & dining micro-cafe」を営まれています。

――古川さんもmeedoにご入居されると聞き、驚きました! マイクロカフェの2号店のようなイメージなのでしょうか?
古川さん:いえ、全く別形態で、新たなチャレンジをします! 実は「テイクアウト専門店」をやりたくて、今まで場所を探していたんです。「新潟」というコンセプトは共通ですが、デリに特化した店舗で、酒類販売業免許を取り、新潟のお酒の取り扱いも開始する予定です。 オープン時間はカフェより早い時間にし、朝・昼・夜向けのセットをそれぞれ販売予定です。特に夜は軽く済ませたいという方のために、ご飯ではなくサラダを選ぶこともできますよ。meedoだけの専用スイーツも開発中です。

――トライアルの場として、meedoを選んだ決め手のようなものはありますか。
古川さん:元々は駅前での出店を検討していたのですが、meedoができることになり、デリのお店はこの近辺にないこと、マイクロカフェから近く、スタッフの行き来もしやすいことから、まずはmeedoでトライしてみよう!と決めました。meedoという新しい試みの場で始めてみることは、注目度からいっても「あり」だと思ったんです。
今までのカフェ運営やケータリングワゴン販売、深大にぎわいの里にある米スイーツ専門店「米玄(マイクロ)工房」での取り組みといった、さまざまな経験の積み重ねがあったからこそ、今回のデリ特化店への挑戦に踏み出せたと感じています。

――古川さんという、経験豊富で地域を良く知る先輩がいることは、meedoの入居者さんにとっても心強いと思います。
古川さん:meedoの入居者のみなさんとは、お互い紹介しあえるような関係性になりたいですね。カレーだったら隣のお店がおすすめだよ、みたいに。イベントもやりたいです!
そしてゆくゆくは、「meedoに行けばいろいろある」と1日過ごせるような、行くこと自体が価値になる場になれるといいですね。
マイクロカフェのオープン時は周囲に飲食店がなく、参考にできる情報が不足していたのを覚えています。もしmeedoへの入居を検討する際に、近隣の様子が知りたい方がいたら、マイクロカフェで地域の賑わいを感じていただけたら嬉しいです。

ひとつひとつのお店はもちろん、お店同士から生まれる化学反応も楽しみですね!
また、店舗入居者の方々だけでなく、地域の方も利用可能なシェアキッチン「meets meedo」もオープン予定。meets meedoでは、1日からお店が始められますよ。
自分のお店を持ちたい方が気軽にチャレンジできる場として、こちらにも注目が集まりそうです。
meedoでは、このような個性あふれる入居者の方々と共に、深大寺エリアを盛り上げていく仲間を募集しています。
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○物件紹介記事:
軒先から広がる新しい暮らしと商いー奥深エリアの新拠点「meedo」入居募集開始!
https://okujin.com/real-estate-0001/
○meedo入居者募集詳細
https://www.bluestudio.jp/bs_news/013971.html