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イベント

地域の魅力がたっぷり感じられる!?
「奥深大寺まちのハレの日」に潜入してみた!

奥深大寺の魅力をつくる方々を一堂に会したイベント「奥深大寺 まちのハレの日」。地域を代表するお店や新鮮な地場野菜、地域の活動に触れられるワークショップ、さらにはライブパフォーマンスなどが開催されます。今回はライターの小野がイベントに潜入!地域の魅力に触れてみました!

駅前では出会えない、隠れた名店

はじめまして、ライターの小野です。恥ずかしながら「奥深」のライターを務めておりますが、じつはそこまで奥深大寺のことを知っておりません……(編集部のみなさん、ごめんなさい)。

ただ、今日は奥深大寺の魅力が詰まったイベント「まちのハレの日」が開催されるとのこと。このチャンスを逃さまいと、ここぞとばかりに駆けつけてみました。

ブランチ調布のオープン一周年時に開催されて以来、今回で第二回を数える「まちのハレの日」。さらにパワーアップしたイベントで、奥深大寺の魅力をたっぷりと肌で感じてみようと思います。

まず、僕の目に飛び込んできたのは野菜売り場。

今朝収穫したものばかりで、調布市で丹精込めてつくられているそうです。新鮮で、大きくて、何より安い!

あまり調布に野菜のイメージがなかったの筆者ですが、野菜のほか、果物やお芋など、さまざまなラインナップが並んでいます。

東京都内の地域で、これだけ立派な野菜が育っているなんて……すでに羨ましい。

野菜売り場のお隣には地域の名店がズラリ。11時のオープンと同時に多くのお客さんが押し寄せていました。

「ブーランジェリーhiro」のパンをはじめ、「ル・カナール」のカヌレ、「ダンラナチュール」の焼き菓子、「サンデードーナツもふもふ」のドーナツ、「小さい台所とcoucou」のベーグル……どのお店も行列必至です。ついつい、どこのお店に並ぶか迷ってしまいますね。

そのなかで筆者は「​​パタータドルチェ」のつぼ焼き芋を購入。なんでもテラコッタ風の壺で、今秋に収穫された新芋を使用しているんだとか。

あ〜美味〜。新芋ならではの甘さが最高です。

圧巻のライブとワクワクのワークショップ

時間が経つにつれて、より人が集まってきました。

11時30 分になると「まちのハレの日」の目玉でもある、ライブパフォーマンスがスタート。

こちらは深大寺地域福祉センターを拠点として、主に三鷹市、調布市で活動している和太鼓チーム「和太鼓 綾」の演奏です。

和太鼓の演奏をこんな間近で見られることあります? 音の迫力はさることながら、それぞれの動きも楽しく、多くのお客さんが見入っていましたね。まだ観たことがない方は是非!

続いて、さまざまな場所に設置されたワークショップコーナーをのぞいてみましょう。こちらは「深大寺=蕎麦」のイメージそのままに、そば打ちのワークショップになります。

講師は調布市そば打ち研究会が務めており、本格的なそば打ちを体験することができます。

もちろん、小さなお子さんも参加可能。地方に行かずとも、住んでいる地域でそば打ち体験ができるのは貴重ですね。

きっと、自分で打った蕎麦はどこのお蕎麦よりも美味しいことでしょう。ここから未来のお蕎麦屋さんが誕生するかもしれませんね!

ブランチ調布の2 階エリアにも上がってみましょう。2 階では「WEAR*brass」の真鍮アクセサリーづくりや「cassioperia」のウッドビーズのチャームづくりが体験できるそう。

ファミリーで楽しく参加でき、オンリーワンのアイテムをつくれるのはワークショップの醍醐味ですよね。

筆者は「spice stand CHAIYA」にて、スパイス調合ワークショップに挑戦してみました。スパイスはシナモンくらいしか知らないので不安です。

そんな不安もどこへやら。優しく丁寧に教えていただけました。

今回はクラフトコーラをつくるべく、カルダモンやグローブ、スターアニス、ジンジャー…多種類のスパイスをすり鉢で擦っていきます。擦りたての香りってたまらないですよね。この時点で癒されます。

12時30分からは先ほどのステージにて、こころの動きをからだの動きで描く「パントマイムのお兄さん」として活動する金子しんぺいさんのパフォーマンスが行われていました。

年齢、言葉を超えるパフォーマンスは、子どもはもちろん、大人まで魅了。おそらく、この場所にいたお客さんはみんな心を鷲掴みされていましたね。

そして、13時30分からは三鷹市牟礼にある「せんべいの駄菓子屋さん」の店主さんによる、紙芝居が上映。

紙芝居舞台を荷台に積んだ自転車を真ん中に、大人も子どもも、知っている人も初めましての人も、観ている全員を巻き込んでいました。昭和を生きてない筆者にもどこか懐かしい気持ちに。

気づいたことなんですが来ている子ども達が終始、笑顔だったように思います。ファミリーが多いエリアだからこそ、こういったイベントが定期的に開催されると、街を好きになるきっかけになるのかもしれません。

ちなみに子どもだけでなく、僕も終始、笑顔。気付けば、こんなにもお土産を購入しておりました。奥深大寺、最高です。

というわけで、今回は 「まちのハレの日」に潜入し、存分に奥深大寺の魅力を満喫しました。正直、よくある普通のマルシェだと思っていたのですが、奥深大寺エリアにしかない「豊かな暮らしを提案するお店」「地場の農家が育てる農作物」「街を盛り上げる活動」など、本気で街の魅力が伝えようとしているイベントなんだと再認識しました。舞台であり、企画をされた「ブランチ調布」からはそんな想いが感じられます。近隣住民ではない僕ですが、街と人を繋げる素敵なこのイベントには、また訪れようと思います。

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奥深編集部

奥深大寺エリアの魅力を引き出す編集チーム。”参加型の編集部”をコンセプトに、皆さまと一緒に奥深大寺を魅力的な場所に育てるための企画を展開していきます!