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奥深 OKUJIN

OKUJIN

奥深とは

もっともっと奥がある。
オクジン、はじまる。

このたび誕生したインタビューメディア『奥深(オクジン)』。知れば知るほど好きになる“奥深大寺”エリアを、まちの人たちの言葉を通して紹介します。取材を始めて見えてきた奥深大寺の魅力を、編集部の薩川良弥と関根ゆかが語ります。

“奥深大寺”ってどんなところ?

薩川良弥(以下、「薩川」) 『奥深(オクジン)』は東八道路沿いのブランチ調布を中心とした周辺エリアのことを伝えるメディアです。この辺りはちょうど調布市と三鷹市の市境であり、東八道路から一歩入ると調布側も三鷹側も住宅街です。どちらの駅からもそこそこ遠いのですが、実はちょっと自慢したくなるような魅力がたくさんある。深大寺の北側のエリアでもあるので、この辺りを“奥深大寺=オクジン”と呼ぶことにしました。

『奥深』では、「ここにしかない店」「農地と地場野菜」「地域の活動」を奥深大寺の魅力と捉えてテーマにしています。決して際立った特徴ではないかもしれませんが、実際にその一つひとつを見ると、どれもここにしかない、ここでしか味わえない、ここでしか体験できないものなんです。そのお店や農地、活動の中にいる人たちの話を聞き、発信することで、まちを形づくる人や営みを伝えていきたいと思っています。

知ると変わる、地域との距離感

関根ゆか(以下、「関根」) 私はこのメディアで関わるまで奥深大寺エリアにはほとんど縁がなかったので、まっさらな状態からのスタートでした。取材で奥深大寺の方たちに会って話をしながら少しずつ奥深大寺を知り、自分がそこに近づいていっている感覚です。実際に農家さんに畑を案内してもらったり、そこで話を聞いたりすることで、普段は見られない側面を垣間見られて感じるものがありました。 取材はその人のストーリーを軸にしているので、みなさんご自身をふりかえってその時々の心情など内面のこともお話ししてくれます。それを受け止め共感できるというのはすごく嬉しいです。知らなかった地域のことが“自分ごと”になっていくというか、そうやって愛着を持てる部分が増えていくのかなと。

薩川 僕は、直売所を営む農家さんの話を聞いていたときに、地域の人の営みの中には必ずストーリーが潜んでいるんだということを実感しました。それを聞く前と聞いたあとでは、あの直売所に行って野菜を買う行為が、自分にとっては別のものになった。それが、僕がこのメディアを通して伝えたいことなのだと思います。

また奥深大寺を回っていると、住宅街に個人が営む小さなお店がいくつもありますが、どのお店も”らしさ”を感じることに気づきました。店主の価値観やメッセージが根幹にあって、それぞれのスタイルが見えるお店があちこちにある。

みんなでつくる心地よいまち。ブランチ調布でのイベント

薩川 「奥深大寺まちのハレの日」は、奥深大寺のお祭りをつくろうというコンセプトの屋外マルシェです。ブランチ調布のテナントや地域のお店の出店、ワークショップ、地域で活動する方たちの演奏などが一堂に集まりました。そうやって、日々の生活の中の“ハレの日”をまちの人たちとつくっていこうと思っています。秋には、三鷹と調布の農家さんの季節の野菜を販売する「奥深大寺ファーマーズマーケット」も開催しました。

イベントでは人手が必要になりますが、奥深大寺エリアの住人やこの地域が好きという方たちがイベントを手伝ってくれたりしています。奥深ではどれも基本的には地域の方たちと一緒につくっていきたいので、色んな方に気軽に参加していただけると嬉しいです。そうやって心地よいまちにしていけたらいいなと思っています。

もっと奥へ。伝えたい奥深大寺とは

関根 私が知っている奥深大寺はまだ取材に行ったところくらいしかありませんが、人の温度感を感じられるところばかりなので、行ったところは自ずと好きになってしまいます。これからどんどん出会う人も増えて、自分にとっての奥深大寺の魅力も広がっていくと思います。今のお気に入りは篠宮農園の直売所のPOPです。篠宮さんのお子さんが描いたものがたくさん貼ってあるので、ぜひ見てもらいたいです。

薩川 僕も、人の温度感というのはその通りだと思います。みなさん何かしらの理由があってこの場所でお店を開いたり野菜を育てたり活動したりしている。そういう人のストーリーがたくさん折り重なっているのが奥深大寺というエリアだと思います。地域の人たちのストーリーや価値観に触れることで、もっともっと魅力が見えてくると信じています。

Profile
奥深編集部

奥深大寺エリアの魅力を引き出す編集チーム。”参加型の編集部”をコンセプトに、皆さまと一緒に奥深大寺を魅力的な場所に育てるための企画を展開していきます!